XT4発売決定! 富士フイルムのシステムで動画を撮るときに考えること
富士フイルムから新しくXT4が発表されました。
これによりほぼ最強の動画機の地位を確保したものと思います。
(足りないとすれば動画の記録時間制限だけでしょう。)
XT3になかった新しい主な特徴(動画関連)として以下のものがあります。
- 静止画と動画をワンタッチで切り替え可能
- 240fpsをfull HDで記録
- ボディー内手振れ補正!
- 電子手振れ補正機構
これが二種類(Digital Image Stabilization、IS Mode Boost)あって同時に使用可能 - F-logビューアシスト
- バリアングルモニター
- バッテリー容量改善
これらの機能はあったらなあと思っていた機能ばかりで、みんなの要望に応えてくれたと思っています。本体の動画性能でいえばフルサイズミラーレスでこれを超える機能をもつ機器はS1Hぐらいでしょう。10bitのF-log動画の画質は控えめに言ってサイコーです。ところで、4K60PはXT3から撮れてました。富士フイルムが動画撮影に関していかに進んでるか、わかるというもの。
XT4で撮ってみたい映像表現
XT4で僕がとってみたい映像表現。それは、単焦点レンズをつかって被写体が浮かび上がるように撮影して後ろはしっかりぼけているというシネマティックな映像を手持ちでやりたいと思っています。
こちらは僕がXT3で撮影したものですが、ぼけぼけにボケるf0.95のマニュアルレンズを使用して遊びで撮影しています。さすがにここまでぼかしちゃうとやりすぎかなとも思いますが、本格カメラならではのボケはgoproなどのアクションカメラではできない表現と思います。
ただし問題点はAF駆動音
富士フイルムの純正の単焦点レンズは大抵が駆動音がうるさくピント合わせの時にガタガタします。単焦点レンズは静止画の画質優先で作ったのか、僕が所有するほとんどのレンズはうるさいです。しかも、MFにしても音がするという、まさかの問題ありです。
ぼくは未使用ですが、xf23mmf2やxf35mmf2なら許容範囲内かもしれません。
ズームレンズは大丈夫なんです。xf 10-24mm、xf 16-80mmからxc 50-230mmにいたるまで、駆動音はかなり小さいです。だけど、ズームレンズだと面白くないんです。f4ではあんまり背景はボケないですからね。
フジは、動画はズームレンズで撮りましょうといいたいのでしょうか。そこらへんのところがよくわかりません・・・
思いっきり愚痴になってしまった(^^;)
XT4でやってみたい動画の撮り方
純正レンズならxf23mmf2かxf35mmf2を使ってなるべく駆動音が少ないものを選ぶ。使うときは、音を別撮りにしたり、それなりのいいマイクを必ず使うようにするべきかな。
もしくはマニュアルレンズ。駆動音がしません。なれてくるとかなりいい絵が撮れると思います。しかもXT4では強力な手振れ補正がつきます。
すぐにでもやってもらいたいレンズの再設計
フジにはぜひ35mmf1.4、23mmf1.4などの画質のいいレンズを再設計して駆動音がしないものにリニューアルしてほしいですね。そうなれば動画好きの人は絶対買うと思います。