サイクリングにサイコーなインカムを探す旅
突然ですが、サイクリングを始めました。
理由としては病気をしまして山に行きにくくなってしまったんです。
山で発症してしまうとヘリコプター呼ばなくちゃいけなくなるかもしれないし、
今後のアウトドアについて考えてしまいました。
そこで、山に行くのをやめるわけではないんですが、(やめないんかい!)
山に行く回数は減らしてサイクリングで体を鍛えようと思っています。
サイクリングは奥さんとやるんですが、コミュニケーションが山と違ってとりにくいのが難点です。そこでインカム使えばいいんじゃないの?というところから「インカムを探す旅」の始まり始まりとなりました。
目次
1. インカムって何
いきなりインカムって言われるとよくわからない人がいると思うので念の為コスパのいいデイトナのリンクを貼っておきます。
こんなやつね。耳につけて、もしもしできるトランシーバーみたいな感じです。
2. 標準的なインカムは自転車では使えない
最初はコスパのいい上記デイトナのインカムの購入をしようとしていました。(というか一旦購入しました)
が・・・、どーやってもヘルメットに取り付けるのは困難。この手のインカムは基本的にバイクのヘルメット用に作られています。
バイクのヘルメットはヘルメットの内側がベリッとはがせるようになっていて、そこにイヤホンでもなんでも仕込めるようになっているわけですよ・・・
一方、ロードバイクのヘルメットはコンパクトで軽量重視なのでイヤホンが仕込めるスペースもない。また、インカムの本体も両面テープで取り付ける仕様になっており、つけたらつけっぱなしにするしかないし、仮につけっぱなしにしても両面テープが何かの時に剥がれたらぽろっと行くのも嫌だなって感じで、結局手放してしまいました。
3. その名もサイカム。第一の真打
そういったサイクリングインカム難民の救世主であると目される、インカムを見つけました!その名もサイカム。サイクリング用のヘルメットに取り付けてつけるタイプの専用インカムです。専用品であれば取り付けに悩むことはありません!!
取り付けも簡単そう! これなら問題ない。
高いけどこれにしようと思い、楽天、amazonをぽちぽちぽち・・・
あれー、出てこない・・・販売中止!?
4. とうとう4番打者登場!!Bonx grip
結局、サイクリングにインカムは無理かなあと思って諦めたところに、現時点の最有力候補が登場。Bonx grip!!耳につけて携帯につなぐだけで簡単に通話ができてしまいます。会話がスタートしたのを自動的に感知し、通話スタート。声がない場面では自然に休止する仕様。完璧です!!しかもオシャレときている。
この会社の社長さん、東大卒でかっこいいし、どうなってるんだ?!
BONX チュートリアルビデオ - 一番簡単なBONXの使い方 -
しかし、東大卒も完璧ではない??
このBONX GRIP。Amazonのレビューを見る限り動作が不安定で、よく声が途切れたりしてしまうらしい。Google Play StoreとApp Storeでの評価が真逆なことから、おそらくiphoneなら問題なく動き、android携帯だと動作不安定ということか・・
しかも、まだもう一つ問題があるんです。話をひっくり返してしまうようだが、厳密に言うと自転車走行中には耳を塞ぐことは禁忌。Bonxのように片耳を塞ぐことも場合によっては違法行為とされる可能性があります。
5. 最後の救世主
古い話かもしれませんが・・バース、掛布が打てなくても岡田選手が打ってくれる事が結構ありました。最後の救世主がこれです。
結局、ルール上も問題なく使えるのは、骨伝導のヘッドセットだけと言うことがわかりました。このタイプのヘッドセットは耳を塞がないので、周りの音もよく聞こえます。
品質も良く、コスパが一番いいのはAftershokzのopenmoveのようです。下記のサイトはとても詳細に比較しており、参考になりました。
このヘッドセットは音漏れもしないし、マイクもノイズキャンセルがかかり高品質のようです。bluetoothでスマホと接続すれば、さっと耳に掛けるだけで使用できます。ヘッドセットを使って、パートナーとライン通話すれば目的は一応果たせることになります。弱点といえばパケット代がかかるのと、電波が悪いところでは通話できなくなってしまうということですが、あまり大きな問題ではなさそうなので、しばらくこれで運用してみることにしました。
と言うことで、ポチリすることにしました。やっと決められました^^
次回以降で、使用感をレポートできたらいいなと思います。
追記:
どうも新製品が出た模様です(^^;)
こっちはマイク付きだし、仕事にも使えそうと言う事で支援してみます。
Canon EOS R5の決定的情報: 驚異のAF
"Canon EOS R5 & R6 Animal AF BLOWS MY MIND! (Wildlife review)" を YouTube で見る
今日は短く報告だけ・・・
Canon R5予約しましたっ!
・・・・
というのは嘘です。
今日の話題は、上記紹介の動画。英語なので、簡単に要約しますと下記の通りです。
以下、超適当意訳です。(もしかして、誤訳も含む。)
- R5で鳥を撮ってみました。
- AFはほぼオートに設定
- 勝手にバシバシ、ピントが合います。しかも鳥の瞳に!
- バックがごちゃごちゃでも8割くらい合いました。
- 複数の動物がいてもカメラが構図を考えてくれて、適当な動物の瞳をチョイスしてAFを合わせるらしい
- 虫も撮ってみました。
- なんと、トンボにも瞳AF作動します!
これをみる限りAFはSonyを抜いてしまったと言わざるを得ない。α9やα9Ⅱと比べてどうかはわからないが、無印やRのαではとうてい勝てない。
R5にはバッテリー消耗が早いのと、動画の熱停止問題があることはこの動画でも指摘されています。まだ完成度でいえばSonyが優位かもしれませんが、この先R5mark2がその点を解決してくるのは間違いない。
Canon時代の到来が見えてきました。
ライティング:Godox SL60Wの静音化
ほとんど、需要がないこと間違いなしですが、一応簡単に記録として残しておきたいと思います。
最近、コロナで外出も難しいので、室内で動画を撮る用途で
Godox SL60WというLEDライトを購入しました。
ライティングでは有名なものはApertureというメーカーのものがあるのですが、15万もするような高額なものなので、流石に素人に手が出るようなものではありません。
中華製のライトですが、十分に明るく、この価格で手に入るのはありがたい限りです。しかし、このライト、結構ファンの音がうるさいのが有名でネットで調べると静音化した記事がいくつか出てきます。そこで、自分も真似してやってみることにしました。ファンを取り出して、取り替えるだけですが、こういったちょっとした工作系はほとんどやったことがないので緊張しました。
note.com
blog.skeg.jp
今回の記事には上記二つのブログを参考にさせていただきました。大変参考になりました。どうもありがとうございます。
ネジがかなり多いので、取り外しには神経を使います。結構、奥の方にネジがあるので、届かすのが大変です。いいドライバーを持っているといいのかも。
工程としてはネジやコネクタを外して付け換えるだけです。あまり難しいことではないと今となっては思います。
Noctua[正規販売代理店]NF-A8ULN 80mm プレミアムファン 冷却ファン
- メディア: Personal Computers
akizukidenshi.com
初めての割にはトラブルなく動くようになりました。その結果、ファンの音はほとんどしなくなりました。
やり遂げると相当満足感があるので、オススメしたいのですが、うまくいかないこともあるようですので自己責任でお願いします・・・
tamron 70-180mmf2.8 : 接写能力に迫る。ハーフマクロの実力。おまけ機能の性能やいかに!?
目次
- 大三元ズームとは
- 大三元ズームの弱点とタムロンのレンズの特徴
- tamron 70-180mmf2.8の開封、外観
- スペック
- 遊び感覚スペック:ハーフマクロ機能
- tamron 70-180mmf2.8の作例
大三元ズームとは
tamron 70-180mmf2.8はソニーのカメラを持っている人にはよだれが出るほど欲しくなるレンズだと思います。普通f2.8のズームレンズは大三元ズームと言われ、プロが仕事で使うような最高級のズームレンズです。
f2.8の通しで比較的明るいズームなので、暗いところでも使いやすいし、よくボケます。また、メーカーが最大級の力を注ぎ込むため、単焦点レンズ並の解像力を持つと言われています。人によっては単焦点レンズ数本ぶんの価値があると評されます。
大三元ズームの弱点とタムロンのレンズの特徴
その一方で、本格ズームレンズのためにこの大三元のズームレンズはすべからくでかくて重いものとなっています。70-200mmの望遠ズームで1kgを切ることはまずありません!
今回でた、このタムロンのズームレンズは描写力は優秀で、sony純正のものと比べても、さほど遜色はないと評価されています。テレ端が200mmでないところが残念ですが、その分軽量化されており、810gという驚異的な軽さを実現しています。AFも純正より早いと言われています。
それに加えて、タムロンのレンズは寄れるように作られており、AF時での最大撮影倍率が0.22倍と高いです。
tamron 70-180mmf2.8の開封、外観
軽さがとにかく売りのレンズ。レンズにはズームリングのロック以外にはボタンが付いてません。レンズ内手ぶれ補正もありません。全く清い作り。
基本的な制御はカメラに任せてとにかくレンズをシンプルにしようというタムロンの設計思想がよくわかります。
スペック
最短撮影距離 | 0.85m |
最大撮影倍率 | 1:4.6 |
フィルター径 | 67mm |
最大径 | 81mm |
長さ | 149mm |
質量 | 810g |
絞り羽根 | 9枚 |
最小絞り | F 22 |
スペックは上記の通り、軽さと寄れることが売りのレンズです。
遊び感覚スペック:ハーフマクロ機能
70mmの焦点距離の時にマニュアルモードにすればハーフマクロ(最大倍率0.5倍)にする機能があります。こんな機能も他で見ることはないと思います。
ただし、ハーフマクロの描写は「いまいち」との評価が多いので、どのくらいいまいちなのか自分の持ちレンズで評価することにしました。
1. sony α7R3 + tamron 70-180mmf2.8
2. sony α7R3 + techart lm-ea7 + Milvus 2/50(マクロプラナー)
3. Fuji XT3 + touit 2.8/50
の3条件で比較することにしました。絞りは8で固定してあります。
ちょっとピントの位置がうまく揃えられなくてすみません・・・
しかし、いかがでしょうか・・・
まあやはりちゃんとしたマクロレンズ(しかもzeiss)に比べたら中心から周辺まで解像力が落ちるということがわかりました。
しかし、考えてみましょう。
この70-180を持って行けば、マクロレンズを持っていかなくていいという選択肢ができました。マクロレンズは大半が重いので、荷物を軽くする、少なくするという意味ではかなり重要です。
画質に妥協できるかどうかですけどね。
tamron 70-180mmf2.8の作例
マクロ以外の作例をのっけておきます。コロナ時代なので、十分な作例はありませんが、お許しを。
動体にも割とピントが合っています。
解像力もあると思います。いい買い物ではあると思いますよ。
Milvus 2/50(マクロプラナー)はsonyに付くのか?techart lm-ea7レビュー。ついでにD750 vs α7RIII
結論から言うと、付きます(^^;)
Zeissのレンズが好きな人なら、大多数の人が所有、もしくは所有したくなるマクロプラナーのレンズ。Zeissの驚くほどの解像力と色のりがある一方で、プラナーらしい柔らかい表現で人気があります。
このレンズ、現在はMilvusと言う名前になって、キャノンやニコンで使えます。
レンズのスペック
ハーフマクロレンズですが、解放f2と明るくマクロレンズとしてだけでなくポートレートとか風景でも何でも使えるレンズです。重量はFマウントで570gあります。以前のマクロプラナーは510gだったので、重くなっちゃった・・・
このレンズはマニュアルレンズなんですが、Sonyにはtechart lm-ea7と言う魔法のアダプターがあり、AFで使えるようなります。ただし、動画ではAFは効かないのでご注意を。
techart lm-ea7はライカマウントのレンズをAFにするんですが、ライカマウントーFマウントのアダプターを間に噛ませれば、何と、FマウントのレンズでもAF化できてしまいます!
techart lm-ea7はモーターでレンズを前後に動かして強引にピントを合わせる仕組みになっています。ですからアダプターを介してでもレンズが付きさえすれば、基本どんなマニュアルレンズでもピントを合わせることができちゃうわけです。
ただし、接写能力に違いが出てしまう可能性があるので、最短近接距離にてトマトの接写をしてみました。
どちらも標準のピクチャーコントロールのjpegで撮影しました。(絞り解放)
接写能力はほとんど変わらないと言っていいと思います。これが、ライカのレンズだと接写能力が上がるようですが、マクロプラナーについては変わらないようです。
ニコンより寄れたら、面白かったんだけどな・・・
techart lm-ea7は、製造元のHPでは700gまではOKとなっています。
https://techartpro.com/?product=techart-pro-leica-m-sony-e-autofocus-adapter
おそらくは重量が重いと性能が落ちたり、壊れやすくなったりするものと思います。
お使いになるときは自己責任でお願いします(^^;)
品質へのこだわり:RRSのL型プレートと(ほぼ)専用ストラップ
新しいカメラ買ったら、特にそれがとっておきにするカメラだったら、アクセサリーも奮発して良いもん買ってしまうことないですか?
今回、私、その病(やまい)、きっちり発症いたしました。α7RIIIにぴったりのカメラプレートが欲しくなっちゃった(笑)
カメラオタクの人ならRRS(really right stuff)というメーカーを知っているでしょうか? こちらのメーカー、アメリカの会社なのですが、知る人ぞ知る三脚やカメラのプレートを作っている会社なのです。
”アメリカのカリフォルニアにオフィスを構えるReally Right Stuff(リアリーライトスタッフ) は、1990 年にBryan Geyer(ブライアン・ガイヤー)が、流通しているカメラプレートの品質に満足できず、さらに高品質な製品を求めて自作のプレートを作り、販売したことから始まりました。
色々なカメラに使いまわせる汎用品ではなく、一眼レフカメラの機種ごとに「Really Right(ぴったり)」な専用プレートを製造し、その精度と使い易さは他に比類がないものとなっています。
カメラプレートから始まった製品ラインナップは、この25 年間で自由雲台、クランプ、三脚、フルードビデオ雲台など、幅広く成長しました。Made in USA に誇りを持ち、取扱い製品の増えた今でも製品の製造から組立てまで全ての工程をアメリカで行っています。
品質への拘りと、より良い製品開発への真摯な姿勢を貫いているReally Right Stuff は、創立当初から今に至るまで多くのカメラマンを魅了し続けています。”
以上、銀一さんのサイトから引用させていただいております。
銀一さんのリンク↓
https://www.ginichi.com/shop/products/list.php?category_id=1660
他社製品で色々とカメラプレートはあるのですが、RRSが一番評価は高いと思います。
今回α7RIII専用のプレートとそれに適合するストラップを購入したので、レビュー致します。ストラップまでまとめてレビューしている記事はほとんどないと思いますので、レアな記事だと思います。最後までぜひお付き合いをお願いしますっ!!
L型プレートを使う理由
まず最初にL型プレートを使う理由ですが、これをカメラにつけておくと要するに三脚にセッティングするときにすごく楽なんです。アルカスイス規格の三脚であればどんな三脚でもすくつけられるし、縦構図もらくちんです。ミラーレスだと小さくて握りくくなっているのですが、かさがますため握りやすくもなります。カメラの保護にも多少はなりますよ。
老人と文学社さんの動画でわかりやすく解説されているので、リンクをはっておきます。とてもいい方々なのでチャンネル登録ご検討ください!
【L型プレートを使う理由とは】ついでにNikonZ6/Z7専用格安L型プレートを紹介
見よ、この装着感
このぴったり感、素晴らしいです。段差がほとんど無い!!
究極クオリティー。
取り付けるときは、いったん本体のバッテリー蓋を取り外してから、プレートに付け直すことになっています。やや面倒な作業ですが、やってしまうとぴったり感は抜群です。
ぴったりの利点
他社製品のプレートだとこれほどのぴったり感がないので、Techartのアダプター(TECHART LM-EA7)がつけられないこともあるそうです。
RRSのプレートならこの通り問題なくつけられます。
サイドのプレートはネジで調整して位置を変えられるので、カメラのサイドの蓋を開けてマイクやUSB-Cをつなげたりするときに操作しやすくなります。
もう一つ、良いのはプレートの内部にL型のクランプが内蔵しているので、それを引っ張り出してネジを閉めたり緩めたりできるので、すごく便利です。
もちろんですが、レバークランプにぴったり合い三脚にがっちり固定できます。
(ほぼ)専用ストラップ
Magpul社のストラップがこのプレートに直接つくので、購入してみました。元々はこれはモデルガン(ライフル等)に取り付けるもののようです。
レンズ部分が自然に下を向くようにぶら下げることができるので、歩くときも邪魔になりにくいです。
総括
値段はとてもお安いとは言いにくいですが、とてもおすすめのプレートとストラップです。
40mmの画角とは?: Batis 2/40 CF vs. Distagon 1.4/35 zm 比較
Carl Zeissファンの皆様、こんにちは。
魔法のアダプター
以前の記事でDistagonのレビューをしました。
このレンズ、Sonyで使うときにはTechartのアダプターを使ってAF化して使っておりました。このアダプター、MFレンズをAFにする魔法の機器です。
これで十分写真としては使えるんですが、このアダプター、動画のときはAFが効かない・・・(泣)
設定もめんどくさいんですよね。無限遠モードとかマクロモードとか、切り替えるときにf45にしてシャッターを切ったりとか、そんなんめんどくさいよって感じなんですよね。AFにしてくれるのはありがたいのですが・・・。
結局、純正マウント
動画がAFで撮れないといまいちだよなあ・・・35mmってわりと広角だし、なんか苦手なんだよなあ・・・
(買った後に、なぜこんなことつぶやくんだ・・・)
・・・・
・・・・
あれ、やっちゃうか・・・(ボソッ)
ということでみんなの防湿庫(マップカメラ)に頼ることにしました。
ZeissからZeissへのバトンタッチ。DistagonからDistagon タイプへのバトンタッチ。そして20万のレンズを売って15万のレンズを買うなんて、もしかして逆わらしべ長者のジリ貧状態に自らダイブしてない?
このまま、最後はなにもなくなってしまいそう。
Batis 2/40 CFはDistagonタイプのレンズで、CFはクローズフォーカスの略。Zeissのレンズは寄れないレンズが多いのですが、このレンズを選んだ理由は何よりも寄れるということ。最大撮影倍率が0.3倍です。倍率的には中途半端ですが、APSCクロップを使えばほぼハーフマクロになります。
AFの速度もかなり早いということで、動画にも使えますし、40mmという画角にも魅力を感じたのでDistagon 1.4/35 zmから交換となりました。
外観、重量
外観は最近のZeissレンズの近代的デザインという感じで、MilvusやOtusに共通するデザインですが、持ってみるとプラスチックを多めに構成しているのかMilvusやOtusとはかなり違って軽く感じます。(361g)
フォーカスリミッターが付いています。AF早いので写真の場合の時はいらないかもしれませんが、ピントが大きくずれるのを防げるので動画にいいと思います。注意点としては近距離にフォーカスを合わせて撮影した時にうっかり忘れてそのままにしてずっとピントが近距離にしか合わない状態になってたりするので、すぐに撮ったら「Full」に戻しておくことですね。
ピント位置がMFの時にわかりやすいです。
画質比較
というわけで手放す直前に画質を比較しようと思ったのですが、非常事態宣言下のため、室内のみの撮影比較となりました。
Distagon 1.4/35は周辺光量落ちがかなり目立ちます。Batisはかなりましですね。(ほとんどないと言ってもいいかも)
解像感とボケ感はもしかしてDistagon 1.4/35 zmのほうがいいかもしれませんが、それほど変わらないかなと思います。
それより35mmは周辺が歪曲して引き延ばされている感じがどうしても少しあるんですが、40mmになるとかなり自然になり、標準画角の50mmに近づいた表現になっていると思います。映像の世界では40mmはよく使う画角ということなんですが、比較的広角でありながらゆがみが気にならないということで、この40mmに落ち着くのかもしれませんね。
次に接写性能をお菓子の瓶で見てみました。
どちらも限界まで寄っています。
Techartのアダプターを使うことでDistagon 1.4/35 zmもかなり寄れているんですが、さすがにBatisの勝ちですね。
結論
同じDistagon式のレンズでありながらBatis 2/40 CFはAF性能と接写性能を兼ね備えた、使いやすそうなレンズです。これから外出できるようになったらどんどん使っていきたいですね。