Hike & Shoot !!

登山とカメラと、それにまつわる道具の話(いわゆるギアトーク)

吊橋と川の渡渉。マチャプチャレBCへ [ヒマラヤ][アンナプルナBC][トレッキング]

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更新がすすみませんねー。一ヶ月以上が経過してしまいました。旅をわすれないうちに備忘録としての意味もあるのでやっちゃいたいなと思います。

 

<二日目>

前日、チョムロンで一泊。こちらは高台で見晴らしがよくとてもよかったです。

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チョムロンは町というか村というか集落としては最後のところです。ここより上はホテル(山小屋)のみになります。この街はほんとに見晴らしが良くてフォトジェニックなので写真もっと撮っとけばよかったかも。

 

それよりも、このときはガイドさんとはぐれてしまうというアクシデント発生!なんでそんなことになったかというと、ぼくらはガイドさんがチェックポイントで手続きをしてもらっているのを待っていたのですが、ガイドさんは僕らが先に行ってしまったものとおもったらしくずっと先に行ってしまいました。僕らはずっと同じ所にいたんですけどねー。

 

しかし、こんなときも携帯電話があるので大丈夫。ガイドさんは電話したらすぐに戻ってきてくれました。登山中にもどる行為ってすごくつかれるので嫌なんですけど、ありがたいことです。

 

携帯電話は今回の旅にあわせて心配のないようにiphone 6Sからキャタピラー社のS41というタフなスマホに変えています。デュアルsimができるので、一枚は楽天simカードをそのまま入れて二枚目に現地のカード(Ncell)を入れました。事前にガイドさんの番号を知っていたので、慣れない携帯で手間取りましたが何とか連絡出来ました。電話は楽天simからも現地のsimからもできるのですが、現地の人からすると国際電話はとりにくいので現地のsimからがいいですね。楽天simから連絡してつながらないので大分時間をロスしてしまいました。

S41は大容量のバッテリーがあるのでハードな登山をする人にはとてもいいと思います!しかもこれ自体がモバイルバッテリーとして使えます。

このスマホは最強ランクの防塵防滴と-25度までの耐候性をもっていて登山の使用に一切の不満はありません。逆に普段使いの問題としては指紋認証おサイフケータイができないのが玉にキズです。

日本ではオンキヨーさんがあつかっています。携帯電話なんで正規から買ったほうが安心とおもいこちらで購入しました。電話の対応もとても親切でした。

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ガイドさんとはぐれたチェックポイント。ぼくらはガイドさんに許可証の手配や手続きは全部やってもらいます。自分たちで行くのに比べれば割高になりますが、時間効率と安心が買えます。

 

チョムロンは小高い位置にあるため、まず数百メートル下ってからゆっくりと登っていきます。この登山、全体にそうですが、危険箇所はほとんどありません。しかし、チョムロンまでで筋肉痛になってしまったので地味にきつかったです。

 

バンブー(2345m)で昼食。

奥さんは味覚が子供で辛い辛いと言ってましたが、それほど辛くもないし、すごく美味しかったです。ぼくはここからはほとんどダルバートにしました。

この日の宿泊はドヴァン(2600m)から少し歩いたアッパードヴァンというところで一泊しました。ここはできたばかりで小さいです。あまり地図にはのっていません。

 

ネパールの登山コースはドンドン開拓されており、古いルートも整備がすすんでいますし、いままでないルートも新規に開発されているそうです。興味のある人はいろいろ調べてみるといいですが、現地のシェルパのガイドに聞くのが手っ取り早いと思います。

 

<3日目>

 

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アッパードヴァンの朝食はチャウチャウという卵の入った塩ラーメンにしました。昔の袋麺食べているみたいでなつかしい感じがします。

このあたりの標高から朝晩は寒くなるのであったかいものは本当にありがたいです。

こんな坂がずっと続きます。

木々は低くなり樹林帯をほとんど抜けた状態になります。このあたりから川の渡渉が何回もあります。

こういう頼りない橋を何度も渡ります。

 

左右は大渓谷に囲まれます。ずっと絶景が続きます。

 

そんなこんなでマチャプチャレベースキャンプ(MBC, 3700m)に着きました。ビールが1000円近くしたかもしれませんが、まずは一杯です。

 

MBCの裏にある大岩壁。

 

 

ぼくはカレー。味は普通ですが、山の中でこれだけのものが食べられれば僕はまったく文句はないです。

 

奥さん食欲ないので、パンケーキとクッキーにしてました。

しかし、これからあんなことになるとは・・・

 

標高があがってきたので、登山色が強くなってきましたが、チョムロンを超えると傾斜がゆるやかなため、それほどしんどくはありません。とくに三日目はすずしいのもあってきつい記憶はありません。

とはいいながら、毎日1000m近く登ることになります。